dtiはフリービットの子会社として活躍中

ドリーム・トレイン・インターネットという電気通信事業者があります。dtiを個人向けに、mexを法人向けにインターネット接続サービスとして提供しています。この会社ですが、いろいろなグループの傘下に入っています。

 

まずは三菱電機の傘下として設立されました。それが2003年になると東京通信ネットワークという東京電力の子会社の子会社になりました。2006年にはKDDIと東京通信ネットワークの名称変更後の会社名であるパワードコムが合併されました。これに伴い東京電力の孫会社から直接の子会社になりました。

 

その後東京電力が通信事業の縮小化を始めます。そして2007年にフリービットの完全子会社になって、現在に至っています。ところでこのdti、現在Freebit mobileと連携して新技術の開発を進めていて、業界では注目されています。

 

dtiのサービス概要

 

dtiでは、NTTドコモのFOMAハイスピードとNTTコミュニケーションズの公衆無線LANスポットを利用して、定額データ通信の提供を実施しています。NTTドコモの回線を利用しているため、ほとんどの日本国内の地域で利用できます。

 

NTT東西の光ポータブルにも現在は対応しています。USIMカードはレンタル制となっていますが、最低利用期間が決まっていてそれ以前に解約すると違約金を支払うシステムになっています。事実上の分割支払いのサービスといえます。

 

その他には、serversmanSIMと呼ばれるサービスの運用も実施しています。速度制限を100kbpsに抑えているものの、500円で利用できる低価格設定が売りです。2013年には150kbpsまで通信速度はアップしています。

 

Freebit mobileでも似たようなサービスを実施しています。ただしserversmanSIMと比較すると、通信速度は500〜600kbpsとなっていて、比較的早い通信にも対応しています。

 

Semantic Switchの共同開発へ

 

Freebit mobileとdtiは今後Semantic Switchと呼ばれる、モバイルシステムを新しく変える技術の開発を共同で行うことを発表しています。

 

現在モバイルサービスは多くの人々が使っています。ただし自分の用途にマッチする価格で利用できている人は決して多くありません。

 

一つの携帯キャリアの中でも、複数のコースが設定されています。そこに値引きキャンペーンも絡んでくると、あまりに複雑で自分にマッチした料金プランはどれかよくわからなくなるといった声も聞かれます。

 

Semantic Switchは料金プランをオーダーメイドで作ることができる技術だといいます。スマホのアプリとMVNO事業者の持つサーバーや通信コントロール装置を垂直設計するというものです。

 

こうすることで、両者の連携がリアルタイムで反映されるようになり、通信速度や帯域コントロールの設定がユーザーの自由に行えるようになります。一定の制限が加わるものの、ユーザーに合う程度の自由裁量を与えるプログラムは、過去になかったものです。

 

Semantic Switchのメリット

 

Freebit mobileでもそうでしたが、通信速度にいくつかのプランを用意している携帯キャリアは多いです。しかしいずれかのプランに決めてしまうと、どのような通信でもそのプランに基づきサービス利用しないといけません。

 

たとえばスマホを使って動画を見たいとなれば、容量の大きなデータ通信となりますから高速コースに加入しなければなりません。しかし動画以外にもSNSやメールで利用するユーザーもいるでしょう。この場合高速通信はさほど必要ではないのに、高速通信を使わざるを得ませんでした。

 

しかしSemantic Switchが開発されれば、SNSやメールを利用するときには標準コース、動画視聴するときには高速通信といった感じで使い分けができるのです。そうすれば無駄な費用を支払う日強もなくなります。しかもこれをシームレスで速度モードを切り替えられるところが、Semantic Switchの魅力です。

 

その他にも一定の高速通信の上限容量があったとします。その範囲内で利用できるように、1日当たりの上限通信量を設定できるようになります。このようにユーザー自身で、通信速度や容量をより自由にコントロールできるようになります。

 

まとめ

 

いままでのモバイル料金は、かなり複雑なプランでした。そのプランに戸惑いを覚える人も、特にスマホ初心者の間で多いようです。

 

Semantic Switchが導入されれば、自分の利用状況に合った条件設定をリアルタイムで行えるようになります。このため、より自分に合った適切な料金プランの組み立てができるようになるでしょう。